ふるさと納税の読みもの

300以上の自治体にふるさと納税したことがある著者が、ふるさと納税について語るサイトです。

ふるさと納税の寄付先に迷ったら、ポイント制の自治体に駆け込み納税を!これらの自治体なら年末ギリギリの納税でも間に合います。

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2019年もそろそろ12月中旬に突入するわけですが、この時期になると問題になってくるのが『ふるさと納税の寄付先をどこにするか問題』ですよね。

しかし、今や日本全国津々浦々の自治体があれやこれと返礼品を用意しているため、お肉も欲しいしカニも食べたい、いやいややっぱり家計を助ける野菜でしょ…などなど、迷ってしまう方は多いはず。

特に12月28日~31日頃の駆け込み時期ともなると、焦りもあってなかなか選びきれない…というケースも多いのではないでしょうか?

ふるさと納税先に迷った時の回避策について:

ポイント制採用の自治体に寄付を:

そういう時におすすめなのが、ポイント制を採用している自治体への寄付です。

これらの自治体ではなんと、寄付をするタイミングで返礼品を選ぶ必要性がなく、後日、必要な時に必要な返礼品を選ぶことが可能なので、今すぐに返礼品を選ぶ必要性がありません(引用はこちら)。

  • 通常のふるさと納税:
    12月31日までに返礼品を選ぶ必要性あり。ギリギリだとゆっくり選べない。
  • ポイント制の自治体へ寄付:
    年末までに返礼品を選ぶ必要性なし。後日、そのポイントを使って返礼品と交換する。

ポイント制なら品選びを翌年に持ち越せる!

ポイントを使ってすぐにお礼の品をもらうことも、後でお礼の品と交換することも。有効期限内であれば、年をまたいでお礼の品と交換することもできます。

つまり、寄付をポイントに交換しておけば年末に慌てることなく、2020年にはいってからゆったりと返礼品を選べるメリットがあるということ。

当然、年末ギリギリの12月31日でも余裕で間に合います。

ポイントには有効期限あり:

但し、ポイント制にはいくつかデメリットも存在。

一番大きいのはやはり有効期限が存在することですね。短い自治体だと有効期限が1年に設定されているので、寄付してから1年以内にポイントを使わないと失効してしまう点はご注意ください。

  • 12月1日に寄付:翌年の12月1日まで利用を
  • 12月30日に寄付:翌年の12月30日まで利用を

2つ目はポイントを上手に使い切ることが出来ない場合がある点。

1万円や2万円といった区切りの良い数字で寄付をしないとポイントを全額使い切れないことがあるので、ポイント制の自治体に寄付するならある程度、納税前にどの返礼品が欲しいかの目星を付けておくことは重要であると言えます(使う予定のポイント分だけ寄付をすればポイントを無駄にせずに済む)。

ポイントの有効期限が切れそうになったら:

『ふるさと納税をしてポイントを獲得したんだけど、1年たっても使い切ることができなかった。このままだとポイントが失効してしまうのでどうしよう…。』という方におすすめなのが、再度、同じ自治体への寄付すること。

自治体によって手続き方法はやや異なりますが、ポイント失効前に再度、同じ自治体に対して寄付をすればポイントの有効期限を延長が可能です。

  • 再寄付なし:ポイントは1年、または2年で失効
  • 再寄付あり:再寄付した日から1~2年、有効期限が伸びる

ちなみに私も後述する長崎市や近江八幡市で獲得したポイントが使い切れなかったために、再度寄付をすることでポイント有効期限を延長中。

こんな風に毎年毎年、少しずつでも寄付し続ける限り、ポイント有効期限は実質無期限で延長可能なので、安心してポイントを利用できますよ。

ポイント制採用のおすすめ自治体:

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では、肝心のポイント制を採用している自治体にはどのようなところがあるのでしょうか?私が過去に利用したことがある自治体を中心に、3つほど紹介させていただきます。

近江八幡市:

お肉好きな方におすすめしたいのが近江八幡市。

こちらの自治体に寄付をすれば、1年間、好きなタイミングで近江牛や野菜、お米といった返礼品を貰うことが出来るので、ふるさと納税可能な金額が残ったら近江八幡市へ寄付をしておくと使い勝手がいいと思います。

ちなみに私自身もこちらの自治体から近江牛ハンバーグやら野菜セット一式やらをいただきましたが、どれも返礼品の鮮度が高くて非常に満足でした。

また寄付をしたいなと思ってます。

銚子市:

ふるさと納税で魚介類を食べたい…という方におすすめなのが銚子市。

こちらは日本有数の漁業都市なので、マグロやサンマ、イワシといった魚介類がふんだんに用意されているのがその特徴です。

もちろん一旦ポイントに交換しておけば好きなタイミングで魚介類を送ってもらうことが可能なため、旬に合わせて魚を貰う…なんてことも可能ですよ。

美味しい時期に美味しい魚をどうぞ。

長崎市:

長崎市もポイント制を採用している自治体のひとつ。

こちらはカステラやお肉などが貰えるだけでなく、日本周遊の豪華客船によるツアーを貰うことができたり、かの軍艦島へのツアーが予約できたりなどなど、返礼品の幅が広いのがその特徴ですね。

『まだどの返礼品が欲しいか決まっていない』という方は、とりあえず長崎市への寄付がおすすめです。

野菜を貰うなら長崎市の大将農園がおすすめ:

あまり長崎市=野菜のイメージがないかもしれませんが、長崎市のふるさと納税返礼品に登録されている大将農場の野菜セットは非常に質が高いですね。

有機野菜…とまではいきませんが、減農薬なものを中心に白菜やキャベツ、大根といった野菜を送ってくれるのは有り難い限り。

また、海老芋や青パパイヤなどなど、珍しい野菜をたくさん送ってきてくれるので、ちょっと変わった野菜を食卓に乗せたい…という主婦の方にもおすすめです(しかもひとつひとつ、手書きで野菜名が書いてあるので調理方法がわかりやすい)。

寄付先に迷ったらポイントに交換しよう:

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こんな感じでふるさと納税は、返礼品選びができなかったとしても問題なし。

一旦、ポイントに変えてしまえば2020年以降に落ち着いてポイント消化が出来るようになるため、なにかと便利ですよ。

寄付枠が余ってしまっている方や、年末ギリギリ過ぎてもう間に合わない…と慌ててる方は是非、活用ください(ポイント制に対応した自治体一覧は下記リスト参照)。

12月31日の23時台だって、充分に間に合います。

以上、ふるさと納税の寄付先に迷ったら、ポイント制の自治体に駆け込み納税を!ポイント制なら年末ギリギリでもふるさと納税が可能です…という話題でした。

参考リンク:

『ふるさと納税なんて私には関係ないっ!』と思っている方は、下記記事も参考に。年収200万円以上ある方であれば誰でも使える制度です。

furusato.cardmics.com

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