今回は、ふるさと納税の返礼品にお米を登録している自治体の中から、少ない寄付金額で大量のお米を送ってきてくれるおすすめ自治体の情報をまとめてみました。
せっかくふるさと納税をするなら食費の足しにしたい…という方は是非、参考にしてみてくださいね。1~2万円納税で15~20kgのお米入手ができますよ。
※ふるさと納税とはなにかがよくわかっていない方は、こちらの解説記事から先にどうぞ。納税可能金額やどのように税金が控除されるのかがわかります。
ふるさと納税でお米が貰える自治体:
茨城県境町:
1万5,000円の寄付で合計20kg分のお米を送ってきてくれる自治体が、茨城県境町です。
茨城のお米を贅沢に食べくらべしてみませんか?9種類の中から、おまかせで4種類をお届けいたします!
この返礼品は人気のコシヒカリやあきたこまち等の9品種の中から、自治体側が4種類を選択して送ってきてくれる仕組み(コシヒカリは必ず返礼品に含まれるとのこと)。
それゆえ、20kgのお米をドカンともらってみたものの、味がちょっと自分好みじゃないなぁ…なんて失敗も、茨城県境町の返礼品ならありえませんよ。茨城県産のお米を、これでもかっと食べ比べることが可能です。
佐賀県上峰町:
1万円のみの寄付金で、特A米であるさがびよりを11kg送ってくれるのが佐賀県の上峰町です。
「米の食味ランキング」で9年連続特A評価を得た、佐賀が誇る安心・安全なブランド米”さがびより”。
「特A」常連の魚沼・新潟こしひかりを超える点数評価で「食味がずばぬけていたのに加え、見た目や香りも良く、非常にバランスが取れていた」と評されました!
粒がしっかりしているため旨味が逃げることなく、口に入れた瞬間に広がる甘みとその香りには思わず舌鼓。晴れやかな収穫の日を迎えられるように命名された”佐賀の味”は冷めても美味しいのでおにぎり、おにぎらずに最適です。
手軽に買える「特A米」、ぜひご家庭でご賞味下さい。
こちらは1万円のみの寄付しかできない方向けといった感じなので、とにかくたくさんのお米が欲しい…とい方には不向きの返礼品。
しかし、品質の高いお米を味わいたいという方にとってはちょうどよい返礼品になっているとも言えるので、是非、お試しください。
秋田県仙北市:
お米を大量にもらっても、消費しきれずにすぐ古くしてしまう…という方におすすめなのが、10kgごとのお米を3ヶ月連続で届けてくれる秋田県仙北市です。
秋田県仙北市を流れる清流桧木内川の水を使い、丹精込めて作ったお米です。本場の秋田こまちを是非食べてみて下さい。
※秋田県南のあきたこまちは、日本穀物検定協会発表の食味ランキングで7年連続(2012~2018)で「特A」を受賞しています。
この返礼品なら人気品種であるあきたこまちを10kgずつ送ってきてくれるため、2~3人暮らしの方でもお米を古くせずに消費できるものと思いますよ。
しかも10kgのお米も5kgパック×2なので、鮮度を保てるメリット有りです。
青森県五所川原市:
『ふるさと納税でお米が欲しいけど、私が欲しいのは無洗米なんだ!』という方におすすめなのが、青森県五所川原市が提供してくれている乾式無洗米のつがるロマン10kgです。
太宰のふるさと、金木町のしらかわファームが丹精込めて育てたお米です。精米後、すぐにお届けします。
また、乾式無洗米ですので、さっとお米を研ぐだけで手軽に美味しいつがるロマンを楽しめます。さめてもおいしいお米ですので、おにぎりやお弁当にも最適なお米です。
五所川原市、金木の自慢のお米をお楽しみください。
こちらはいわゆる無洗米とはやや異なる乾式無洗米ですが、サッとお水で研ぐだけでお米を炊くことが出来るメリットがあるため、面倒くさがり屋な方に最適。
しかも1万円の寄付で10kg分のお米が貰えるので、納税額に対するリターンも高めですよ。
お米券の配布は現時点でなし:
ふるさと納税でお米をもらうんじゃなくて、米屋さんやスーパーマーケットで使えるお米券がもらえたら便利なのに…と思う方もいるかも…ですが、こちらは現時点でなし。
ただ食品の購入にも地域振興券の配布をしている自治体は存在するので、そういった金券を利用することでお米を買うのもひとつの手ですね(詳しくは下記記事を参照)。
どうしても食べたい品種がある場合や、『私は無洗米や金芽米じゃないと嫌なんだ!』という方はあわせてご検討ください。
よくある質問とその答え:
ふるさと納税でお米がほしいけれども、正直、この制度の仕組みがよくわかっていない…という方のために、Q&A形式でよくある質問とその答えを作ってみました。
今年が初めてのふるさと納税だという方はしっかりとお読みください。
Q.自分もふるさと納税でお米が貰えるの?
ふるさと納税を使えばお米が貰えることは知ってるけど、自分も貰えるの?と疑問な方は、まず、下記の計算機を利用してふるさと納税が使えるかどうかを確認するのが最初のステップ。
だいたい年収にして150~200万円以上ある方であればふるさと納税を使える可能性があるので、兎にも角にも、どのくらい寄付できるかどうかを計算することがこの制度を活用する上で大切です。
1万円以上寄付できるならお米はもらえる:
その上で、寄付可能な金額が1万円以上と表示された方は、今回紹介したお米を貰うことができる人たち。
そして2万円、3万円といった金額が表示された場合には、10~15kgのお米を2回、3回と申込みすることも出来るので、ふるさと納税制度だけでお米代を浮かせることができますよ。
育ち盛りのお子さんがいらっしゃる家庭や、祖父母と同居している大家族の方だと大きく助かることでしょう(納税可能な金額については下記記事も参考に)。
Q.寄付する余裕なんてないんだけど?
『私は年収はそれなりにあるけど、寄付するほどの余裕なんてないんだよ!いくらお米が貰えるといってもねぇ』という方もいるかも…ですが、ふるさと納税制度は自己負担2,000円のみで利用できる寄付制度。
たとえば5万円寄付可能な方であればだいたい50~70kg分のお米を貰うことができますが、このお米を取得するために必要なお金は2,000円のみなので、実質、2,000円で大量のお米が貰える形になります。
- ふるさと納税を使った場合:2,000円で50~70kgのお米が貰える
- ふるさと納税を使わない場合:自己負担0円だがお米は貰えない
上限金額内で抑えることが重要:
但し、ふるさと納税制度で寄付可能な金額というのは、前述のように年収によって左右されるもの。
そのため、仮に上限金額以上にふるさと納税で寄付をしてしまった場合には「自腹」になってしまうので、自己負担2,000円のみでお米がほしいという方は上限を超えないように納税をしてもらえればなと思います。
Q.お米には送料がかかるの?
ふるさと納税でもらえるお米には送料がかかるのかどうか…ですが、こちらはどの自治体に寄付をした場合でも無料と思って問題ありません(私が知る限り、別途送料を請求してくる自治体はない)。
もちろん、今回紹介したお米の返礼品についてもすべて送料無料なので、スーパーでお米を買うと持って帰るのが重たくて…という方も、安心して寄付してください。
クロネコヤマトや佐川急便等の配達員さんが玄関までしっかり届けてくれますよ。
お肉をもらうのも家計の節約になる:
ふるさと納税でもらえる返礼品はお米だけではありません。牛肉や豚肉といったお肉についてもどっさりと送ってきてくれるので、お米同様に食費を浮かせたいのであればそちらの申込みも検討を。
自治体によっては1万円の寄付で4~5kgのお肉を送ってきてくれるところもあるので、家計としては大助かりになるはずです。
さぁふるさと納税でお米を貰おう:
ここまで1~2万円の寄付だけでコシヒカリやはえぬきなどのお米を送ってくれる自治体を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
一時期は1万円でも20kgのお米が貰えることもあったのですが、ふるさと納税制度の改正やクロネコヤマト等の配送料が高騰してしまったせいか、2019年現在では全滅。
現時点だと寄付金を引き上げないと貰うことができなくなっているので、この中から好きな品種や寄付先を選んでもらえればなと思います。
以上、ふるさと納税でお米が貰えるおすすめ自治体(2019年8月版)!還元率が高い自治体に寄付をして、15~20kgのお米を入手しよう…という話題でした。
参考リンク:
過去、300以上の自治体にふるさと納税をしてきた私がおすすめする返礼品については、下記記事を参考に。
最近では食品に限らず商品券や家電などの返礼品も登場してきてますよ。納税可能額に余裕がある方はあわせてご検討ください。