今、ふるさと納税業界がかなり賑わってますね(ふるさと納税とは?)。
ふるさと納税とは実質負担2,000円の「寄附」という形でお好きな地域を応援できる仕組みです。(中略)
ふるさと納税をすると、寄附金の使い道を選べ、地域に貢献することができます。さらに、その寄附のお礼として自治体からお礼特典(返礼品)がもらえる場合があります。
お礼特典には、お肉、魚、お米、野菜や果物など、様々な食品から日本の技が光る工芸品や、現地体験ができるものまで多種多彩です。
従来はお肉や魚介類といった謝礼品ばかりだったのに対し、最近では最新家電やパソコン製品までもがふるさと納税のお礼として貰える自治体も増加中。
もうメーカーや型番などにこだわりがないのであれば、すべてふるさと納税だけで生活必需品は賄えるんじゃないか…というくらいになってます。
そこで今回は雑談がてら、『こんなものまでふるさと納税で貰えるのかっ!』というリストを紹介したいと思います。
年収が高い方は是非、自分がどこまで納税できるかを確認したうえで、実質タダで生活必需品を貰ってしまってくださいね(ふるさと納税の限度額を確認したい方は下記記事にて)。
ふるさと納税でもらえるパソコン関連リスト:
まずはパソコンやタブレットといったPC関連の御礼品リストからです。
タブレット端末やノートパソコン本体、インクジェットプリンターなどなど、ふるさと納税でもらえるものは多いですが、総務省からの通達(あまり豪華な返礼品をあげないように…というもの)があったためか、対応している市区町村は減少傾向…。
もしかするとそのうち全面禁止されてしまう可能性もありそうな気配なので、申込可能なうちに応募してみてください。
パソコン本体:
ノートパソコンからデスクトップパソコンまで、ふるさと納税では様々な種類のパソコンが貰えます。
高額なパソコンは即、申込完売する状況なので、返礼品としてパソコンが欲しいなら早めにどうぞ。
特に元SONYのVAIOが貰える長野県安曇野市が大人気。
最新のノートパソコンが欲しいなら安曇野市一択です(その他のパソコンについては下記記事を参照)。
タブレット端末:
ふるさと納税では過去、iPad miniやiPad ProといったiPadが入手可能だったんですが、2019年6月の規制強化によって現在では国産のWindowsタブレットが中心。
現在では海外製のアップル製品を貰うことはできないのでご注意ください。
詳しくは下記記事にまとめてあるので併せてご覧ください。
PCディスプレイ:
デスクトップパソコン用の液晶ディスプレイが欲しい…という方にもふるさと納税はおすすめ。高品質で人気なiiyamaブランドの液晶モニタが手に入ります。
反面、NECの液晶ディスプレイはかなり高め。
『私は生粋のNECファンだ!』という方も、この金額ではなかなか手が出せないことでしょう。
ほんとうにパソコンが貰えるの?
ふるさと納税を利用すればほんとうにパソコンが実質タダで貰えるのか…というと、これは当然ながら本当です。
前述のように人それぞれ、年収や所得に応じて納税可能な金額は違いますが、実際に私も今年、山形県米沢市が配布しているWindows OS搭載のNECノートパソコンを入手したくらいなので間違いありません(詳細は下記記事にて)。
また、ふるさと納税制度は怪しい企業がやっているわけではなく、国が推し進めている政策のひとつなので、市区町村がみなさんの納税を持ち逃げする…なんてこともなし。
欲しいパソコンがあるなら、是非、2019年12月31日の納付期限までにしっかりと納税してみてくださいね(自治体によっては納付期限が12月31日より前倒しされてる可能性あり)。
ふるさと納税で貰える家電リスト:
ふるさと納税で貰える家電には、大型テレビや電子レンジなどの王道製品だけでなく、全自動掃除機から空気清浄機までかなり幅広いラインナップがあります。
しかしこちらも総務省の規制により、返礼品としてプレゼントしてくれる自治体は減少傾向…。メーカーも安価なところが中心になるので、寄付する際はそれを理解した上でどうぞ。
液晶テレビ:
ふるさと納税で貰える液晶テレビは、少ない納税額でももらえるFUNAI製のものが主流。
SONY製の液晶テレビも返礼品になる場合がありますが、こちらは配布数が少ないのか、すぐに「品切れ/準備中」になってしまうようです。
その他、テレビやディスプレイが貰える市町村情報については下記記事を参照にどうぞ。
掃除機:
掃除機は主にHITACHIやアイリスオーヤマのものが主流。
これらの中から好きな掃除機を選べるのであれば十分だと思うので、自宅にちょうどいいものを選択してみてください。
また、今人気の全自動掃除機も返礼品としての登録あり。
ただ残念ながらiRobot社のルンバや、ダイソン社の掃除機はふるさと納税の規制強化によって返礼品から消えてしまっています。
電子レンジ&オーブン:
電子レンジやオーブンは、HITACH、アイリスオーヤマ、ツインバード工業のものから選択可能。
過去にはSHARPのヘルシオ等も用意されていたんですが、現在では安価なものが中心となります。
現状だとツインバード工業の電子レンジがスタイリッシュでお得かも…といった感じですね。
炊飯器:
炊飯器もふるさと納税の御礼品として存在。
アイリスオーヤマ製の炊飯器も人気ですが、やはり多くの方が狙うのは日立市が提供しているHITACHI製の炊飯器や、象印&タイガーのほうでしょう。
流行りの「蒸気が出ないタイプの炊飯ジャー」もありますよ。
空気清浄機:
空気清浄機もふるさと納税でしっかり貰えますが、こちらもふるさと納税の規制強化によってダイソン製のものは消えてしまいました。
また、プラズマクラスターやジアイーノなどの空気清浄機もふるさと納税には存在なし。選択肢としてはHITACHIかアイリスオーヤマが中心となります。
その他、おすすめの家電製品については下記記事を参考にどうぞ。
ダイソンの最新ドライヤーを貰った私:
2016年のふるさと納税では、長野県伊那市からダイソン製の最新ドライヤーを貰った私。あのテレビ番組等で話題になった、風圧がものすごい小型ドライヤーのことです。
このドライヤーはほんと髪の毛を乾かすスピードが他のドライヤーと比べて段違いなので、ほんと貰って良かったなと思うアイテム。
みなさんも納税可能額に余裕が残っているなら、こういった使える家電を貰ってもらえればなと思います(現在は海外製のダイソンを返礼品として貰うことは不可能)。
ふるさと納税で家電を貰うためのQ&A:
ここでふるさと納税に関する理解をもっと深めて貰うために、ふるさと納税で家電を貰うためのQ&Aについてもまとめておきます。
Q.納税してから家電はどのくらいで届くの?
ふるさと納税に登録のある家電返礼品は、寄付してからどのくらいで配送されるのか…というと、これは1~8週間程度と自治体によってバラバラ。
- 発送が早い自治体:1週間程度(配送日は指定できないことが多い)
- 発送が遅い自治体:8週間以上かかることも(配送日指定はまず出来ない)
そのため、『テレビが壊れてしまったから早めに欲しい!』という場合などにはふるさと納税は正直、不向きですね。
いつ届くかわからないテレビを下手すると1ヶ月以上も待ちわびなくてはいけなくなります。
届くのを待てるなら問題なし:
反面、ドライヤーや電子レンジなど、今使っている家電がまだ使える状況だ…という場合にはふるさと納税の使い勝手は良いのかも。
- すぐに欲しい場合:不向き
- 到着を待てる場合:おすすめ
届き次第、最新家電へ乗り換えすればOKとなります。
Q.色や容量を変更したいんだけど?
『ふるさと納税で電子レンジを貰おうと思うんだけど、登録されているホワイトカラーではなくレッドカラーのほうがいいんだよね。』という場合にはどうすればいいでしょうか?
こちらについては変更不可。
原則としては登録されているサイズや容量の電化製品が届くと思ったほうが間違いないことでしょう。
家具の仕様変更してもらったことはアリ:
但し、私も過去に家具で仕様変更してもらったことがあるんですが、納税前に自治体に問い合わせをすることで色やサイズの変更に応じてもらえることはあると思います。
- 事前問い合わせをする:色やサイズの変更に応じてもらえるかも?
- 相談なしに納税:変更には応じてもらえない可能性大
この時は「変更できるものと出来ないものがある」という回答だったので、その範囲内での変更とはなりましたが、届いた商品はこちらの要望通り。
あのまま相談をせずに納税をしていたら、後悔してしまうところでした。
こんなふうに自治体側としても仕様変更ができないことで納税をしてもらえないのは損失になるので、とにかく別のカラーやサイズがいいのであれば納税前に相談をしてもらえればなと思います。
もしかするともしかすると、色やサイズの変更にも快く応じてもらえるかもしれませんよ。高額な返礼品ほど応じてもえる可能性有りです。
Q.家電を何個も貰ってOKなの?
『ふるさと納税で家電が貰えることはわかったけど、あれもこれも貰っちゃって大丈夫なの?』という方はご安心ください。
私自身、パソコンやドライヤーなどの家電をすでに貰っているように、ふるさと納税制度はその限度額の範囲内であればどこに納税をしても問題なし(納税可能額については下記ページにて)。
もちろん同じ自治体から掃除機やテレビなどをまとめて貰うことも可能なので、特に収入が多い方はじっくりと欲しい家電を選んでみてくださいね。
還元率は基本的にどこも同じ:
自治体ごとの競争が激しかった2018年頃までとは異なり、2019年6月以降はどこの自治体に寄付してもだいたい還元率は30%ちょうど。
場合によっては25%程度まで悪化している返礼品もあるにはありますが、総じて30%で統一されてると思って間違いないため、還元率を気にする必要性はなくなりました(総務省による規制強化にて上限が30%と定められたため)。
- 過去:自治体ごとに還元率がバラバラ
- 現在:だいたいどこも30%で統一
この辺もご安心いただければなと思います。
ふるさと納税で貰える返礼品は多種多様:
この他にもふるさと納税を利用すれば一眼レフカメラからGショックなどの時計、そして大型スピーカーやワンセグ付ラジオ、髭剃りなどなど、様々なものが実質タダで貰うことが出来ます(納税金額が多い方の場合です)。
そのため、所得が高い方は家電量販店等で買い物をする前に、ふるさと納税の御礼品に自分が欲しいアイテムが無いかどうかチェックするようにするのがおすすめ。
まぁ好きなメーカーや型番があるなら難しいですが、こだわりがない方であれば充分、満足するアイテムを貰えるはずですよ。是非、電化製品の取扱数が多い下記サイトなどで検索してみてくださいね。
以上、最新家電やパソコン製品も、ふるさと納税で手に入る時代に!年収が高い方は実質タダで、掃除機や電子レンジ等の電化製品を入手しよう…という話題でした。
参考リンク:
ふるさと納税をするのであれば、クレジットカード払いで税金を払うのがおすすめ。
基本的にはどのカードでも納税できるので、ポイントが貯まりやすいカードを使って納税するようにしてみてくださいね。