国内で大きな盛り上がりを見せている「ふるさと納税」。
このふるさと納税をする際の情報収集の元となるのが、ふるさと納税サイトと呼ばれるポータルサイト…なんですが、今や無数に存在するために『どのサイトを参考にして返礼品を選んでいいかわからない!』という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は大手ふるさと納税ポータルサイトの特徴と、そのメリットをわかりやすく徹底比較。
これを見ればみなさんに適したふるさと納税情報サイトがわかるようになるので、是非、サイト選びで迷っている方は参考にしてもらえればなと思います。
大手ふるさと納税サイトの一覧:
早速、大手ふるさと納税サイトを紹介していきます。
ふるさとチョイス:
ふるさと納税サイトの最大手といえば、ふるさとチョイス。
ふるさとチョイスとは?
掲載数No.1のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」。全国1,788自治体、37万点以上の地域の名産品などを 「ランキング」や「自治体の寄付金の使い道」などから寄付する自治体を選べます。
北は北海道から南は沖縄まで、全国47都道府県のほぼすべてのふるさと納税情報を網羅しているため、自分が生まれ育った土地に寄付をしたいとか、観光に行った思い出の〇〇市に寄付をしたい…といった場合などに役立つサイトであると言えます。
基本、全市区町村のふるさと納税情報が掲載されていると思って間違いありません。
メリットは網羅性と社会貢献:
ふるさとチョイスのメリットはその網羅性。
とにかくお礼の品の登録数が他のふるさと納税サイトと比べるとピカイチなので、野菜、魚、肉、お米、フルーツ、お酒などなど、欲しいものがなんでも見つかるのが魅力ですね。
また、災害等で被害を受けてしまった被災地支援についてもふるさとチョイスは積極的。
地震や台風被害が発生したら即座に特集ページを設けてふるさと納税を募るため、ふるさと納税を通して地域貢献をしたい方にも、非常に良い情報サイトになるのではないでしょうか。
デメリットは公的サイトに近い点:
反面、ふるさとチョイスのデメリットは、良くも悪くもふるさと納税の趣旨に正しく則っている点。
返礼品申込でAmazonギフト券や楽天ポイント等がもらえることは少なめなので、『ふるさと納税をするなら、お得に返礼品をもらいたい!』と思っている方にはやや不向きな情報サイトであるとも言えます。
これが唯一のデメリットです。
ふるなび:
ふるさとチョイスに比べ、良くも悪くもふるさと納税の趣旨から少し外れてしまっているのが「ふるなび」です。
こちらはポイント付与に積極的な情報サイトなので、すこしでもお得にふるさと納税をしたいと考えるならふるなびがおすすめ。
現時点だと最大12%分のポイント獲得&Amazonギフト券への交換ができますよ。
デメリットは返礼品の登録数が少ない:
ふるなびのデメリットは、登録自治体数や返礼品数が少なめな点。
このあたりは最大手のふるさとチョイスに敵わない部分なので、とにかく多くの返礼品情報の中から自分が好きな返礼品を選びたい…という方には、ふるなびは不向きだと言えそうです。
さとふる:
さとふるはソフトバンク系のふるさと納税サイト。
お笑い芸人の東京03を利用してテレビCMを頻繁に放送しているので、数多くあるふるさと納税サイトの中でも知名度がバツグンに高いサイトとなっています(さとふる側でも「認知度・利用意向No.1ふるさと納税サイト」を掲げている)。
使いやすさ、見た目がわかりやすい:
さとふるの主なメリットとしては、サイト全体の使いやすく、御礼の品を探しやすいということ。
『えっ、それだけ?』と思われるかもしれませんが、ふるさと納税ってそもそも非常にわかりにくい節税の仕組みなので、他の情報サイトだとごちゃごちゃわかりにくいことって多いんですよ。
その点、さとふるは初心者にも使いやすいサイト設計がされているので、他サイトを使おうと思って挫折してしまった方にも向いているように思います。
携帯料金と一緒に支払いが出来る:
加えてさとふるでは、寄付金をソフトバンクやauなどの携帯料金と一緒に支払えることや、返礼品ごとのレビュー(実際に納税した方の口コミ評価)を確認できる点が魅力。
クレジットカード決済やコンビニ支払い、Pay-easy(ペイジー)支払い、ソフトバンクまとめて支払い、au かんたん決済、ドコモ払いがご利用いただけます。
中でもレビュー機能についてはさとふる側でも積極的に強化しているようで、レビューの点数順にランキングを作ったりするなどうまく口コミを活用している感じです。
こういったあたりからも、さとふるは初めてふるさと納税をしようとしている方に優しい情報サイトだな…という気がしますね。
対するデメリットは、ふるさとチョイス等の最大手サイトと比べると登録されている返礼品数が少なめといったあたりでしょうか。ふるなび同様、ふるさとチョイスには敵わぬ部分となります。
楽天ふるさと納税:
楽天ふるさと納税はその名の通り、楽天市場が運営しているふるさと納税サイトです。
特徴はなんといっても、楽天市場で買い物をする感覚でふるさと納税できてしまうこと。
買い物かごに欲しい返礼品を入れ、そのまま楽天市場のIDを使って支払いをすればあら不思議、ふるさと納税が完了となります。
楽天市場の会員情報を使って寄付できる!
楽天会員情報を利用できるので、新たに寄付者としての情報を登録する必要はありません!
普段から楽天で買い物をしている方なら難しいことは何一つありません。
ふるさと納税で楽天ポイントが貯まる:
また、楽天ふるさと納税では納税金額に応じてしっかり楽天ポイントが貯まるのも大きな魅力。
もちろん楽天カードを保有中の方であればその分だけ楽天ポイントが溜まりやすくなりますし、SPU(楽天スーパーポイントアッププログラム)の対象ともなっているので、楽天ブックスや楽天トラベルといった楽天のサービスを複合的に使っている方ならもっとふるさと納税で楽天ポイントが溜まりやすくもなります。
楽天スーパーポイントが貯まる&使える
楽天ふるさと納税での寄付申し込みも通常のお買い物と同様、ポイント付与の対象になります。また、寄付金のお支払いにポイントを使用することもできます。
更に更に。
楽天ふるさと納税は楽天スーパーセールや楽天お買い物マラソンにおけるポイントアップも適応。
これらをうまく絡めて活用すると、なんと納税額の20%分に相当するポイント獲得も夢ではありません。
デメリットは楽天嫌いな方?:
それでは楽天ふるさと納税にデメリットはないのかというと、家電やパソコンといった返礼品の取扱が少ない点、そして、『そもそも楽天が嫌いで楽天を使っていない人』には不向きであること。
確かにいつも楽天市場を使っている方や、楽天カードをお持ちの方にはお得なんですが、それ以外だとその魅力を最大限に得られないので、楽天派かどうかで利用を決めていただければなと思います。
ふるさと納税は無制限で寄付できる制度ではない:
時々、ふるさと納税は誰でも利用できて、無制限で返礼品を貰うことが出来るお得な制度だ…と思ってる方がいるのですが、それは完全なる間違い。
基本的には収入に応じて利用できる上限金額が決まる制度となっているので、自分がいくらまでふるさと納税制度を使えるのかどうかは事前にしっかり確認した上で利用ください(下記記事なども参考に)。
そうではないと得するどころか大きく損をすることになってしまいますよ。
その他のふるさと納税サイト:
次に、中堅&新興のふるさと納税サイトについても紹介。
大手ふるさと納税サイトにはない特徴を持ったサイトも多いので、みなさんの目的に併せて情報サイトを比較&利用いただければ幸いです。
au PAY ふるさと納税:
携帯電話会社であるauが運営中のふるさと納税情報サイトが「au PAY ふるさと納税」です。
このau PAY ふるさと納税の強みは、ふるさと納税の寄付金をauの携帯料金と一緒に支払える点。
すでにau IDを持っている方であればクレジットカード番号や有効期限等の入力なしにサクッと支払いできてしまうので、au利用者に便利なサイトといえるでしょう。
支払いがとにかく楽ちんです。
Pontaポイントも使える:
他にもau PAY ふるさと納税では、Pontaポイントを利用して寄付ができる点もひとつの強み。
au利用者の方でポイントがたくさん溜まっているぞ…という方は、それらのポイントを使ってふるさと納税し、お得な返礼品をもらってみてください。
au PAY ふるさと納税はau運営ということもあり、返礼品登録数も多いですよ。
ふるさと本舗:
2018年に新設されたばかりの情報サイトではありますが、ふるさと本舗は要注目のふるさと納税サイト。
こちらは大手サイトのふるなび同様に「攻めた返礼品」を登録してくれる強みがあるので、ふるさと納税をするならとにかくお得に寄付した方に隠れた人気サイトになっています(寄付を集めるために行ってるキャンペーンも秀逸)。
できたばかりのサイトで登録数は少ない:
では、ふるさと本舗のデメリットは…というと、そのまんまですね。歴史が浅いサイトゆえに、まだまだ登録数&実績が乏しいこと。
今後、この点をうまく改善していくことができれば、大手ふるさと納税情報サイトと肩を並べる存在になりそうです。
ANAのふるさと納税:
ANAのふるさと納税は航空会社である全日空(ANA)が運営しているふるさと納税サイト。
特徴は寄付額に応じてANAマイルが貯まるため、ANAマイルを貯めて無料の特典航空券(国内線や国際線の飛行機チケットのこと)を手に入れたい…という方に向いています。
ANAのふるさと納税経由で寄附していただいた方には、寄附金額100円につき1マイルをプレゼントします。なお、マイルはANAの特典航空券などと交換できます。
返礼品数がかなり少ないのが欠点:
但し、現時点での返礼品登録数は、大手のふるさと納税情報サイトと比べると大幅に見劣りがするのがANAのふるさと納税の欠点。
どうしてもANAマイルが欲しい方以外は、使う理由はあまりないかもしれません。サイトそのものの使い勝手についても、やや使いにくさが目立つ感じがします。
ふるなびトラベル:
ふるなびトラベルは、大手ふるさと納税サイトである「ふるなび」が運営している旅行系のふるさと納税サイト。
このサイトの主な特徴は、ふるさと納税を通してそのまま旅館やホテルを予約出来てしまうこと。
要するに楽天トラベルやるるぶ、一休といったサイトと同じような使い方をすることが出来るので、『せっかくふるさと納税が出来るんだったら、日本国内を旅行してみたい!』という方におすすめとなっています。
ふるなびトラベルとは?
ふるなびトラベルとは、ふるさと納税専門サイト「ふるなび」と大手旅行会社の「日本旅行」がご提案する新しいふるさと納税のサービスです。
「ふるさと納税を通じて日本各地に足を運び、地域の魅力に直接触れていただきたい」という思いから、このサービスが誕生しました。
登録数は正直少ない:
反面、ふるなびトラベルの問題点については他の中堅サイト同様で、掲載数がかなり少ないという点。
北海道や東北に至っては1箇所も登録がない状況なので、うまく希望の行き先が合致でもしない限りは使い勝手がかなり悪いかもしれません。
使えるようなら是非、活用ください…といったレベルです。
市町村が破綻でもしない限りは返礼品が届く:
普段、あまりインターネット上で3万円、5万円といった金額の支払いをしたことがない方だと、『こんなにも大金を支払って、商品が届かなかったらどうしよう…』と不安に思う方も多いはず。
しかし、ふるさと納税の場合には市町村が破綻でもしない限りは届かないことはないので、この点はご安心ください。
それでも届かない場合にはただの人為的なミス。
その旨を寄付先の市町村に問い合わせてもらえればすぐ発送してくれることでしょう(実際、福岡県の自治体がiPadの配布を予定通りに出来ないことがありましたが、苦情を受けた結果、責任をもって対応した事例などもある)。
大手ふるさと納税サイトを比較:
ここで、ここまで紹介したふるさと納税の大手情報サイト4つをわかりやすく比較してみたいと思います。どの情報サイトを使うべきか迷っている方は参考にしてください(すべて2019年12月時点での情報)。
大手サイトの比較表:
まずは比較しやすいように、大手ふるさと納税サイトを比較した表にしてみました。スマホから見ると少し小さくてわかりにくいので、2つずつ分けて表にしてまとめます。
ふるさとチョイスとふるなびの比較:
最大手のふるさとチョイスとふるなびの比較です。
比較項目 | ふるさとチョイス | ふるなび |
---|---|---|
掲載自治体 | 全国を網羅 | 契約自治体のみ |
利用メリット | 返礼品登録数が日本一、被災地支援や自治体支援に積極的、最大手サイト | 寄付でAmazonギフト券が貰える、家電やパソコン等が豊富 |
利用デメリット | 家電やギフト券等の掲載なし、ブランド品の取扱なし | 返礼品登録数がやや少なめ |
レビュー評価 | あり | あり |
クレジットカード利用 | 自治体による | ほぼすべてで可能 |
絞り込み検索 | 可能 | 可能 |
スマホからの申し込み | あり | あり |
会員機能 | あり | あり |
当サイトから一言 | 掲載している御礼の品の数がとにかく多いのが魅力。最大手サイトならではの安心感があります。 | 納税でポイントがたくさんもらえるのが魅力。ポイントはAmazonギフト券等との交換も可能。 |
公式URL | 公式サイト | 公式サイト |
ふるさとチョイスはふるさと納税の趣旨に則ったサイト運営をしているのに対し、ふるなびは寄付額に対してたくさんのポイントを付与してくれるのが魅力。
総務省に怒られないギリギリの線を攻めてる感があります。
さとふると楽天ふるさと納税の比較:
続いてさとふると楽天ふるさと納税の比較がこちら。
比較項目 | さとふる | 楽天ふるさと納税 |
---|---|---|
掲載自治体 | 契約自治体のみ | 契約自治体のみ |
利用メリット | 初めての方にも使いやすい、レビュー機能が充実している、携帯料金と一緒に払える | 楽天市場と同じ感覚で納税できる、楽天ポイントが溜まりやすい、寄付が簡単 |
利用デメリット | 返礼品登録数がやや少なめ | 楽天を使っていない方だとメリットがあまりない |
レビュー評価 | 充実している | 充実している |
クレジットカード利用 | ほぼすべてで可能 | すべてで利用可能 |
絞り込み検索 | 可能 | 可能 |
スマホからの申し込み | あり | あり |
会員機能 | あり | あり |
当サイトから一言 | 知名度ナンバー1。レビューも豊富なので、安心さで選ぶならさとふるです。 | 楽天ポイントをとにかく稼ぎたい派のためのサイト。納税で楽天ポイントがガッツリ稼げます。 |
公式URL | 公式サイト | 公式サイト |
初めてふるさと納税をする方や、安心さや使い勝手をふるさと納税サイトに求める方向けのさとふると、大量のポイント獲得を目指す楽天ふるさと納税派で、意見が真っ二つに分かれそうな感じです。
ふるさと納税は寄付か、それとも節約か:
それでもまだ、ふるさと納税サイトを選びきれないという方は、ふるさと納税の意図を自問自答していただければOK。
ふるさと納税は地域振興や復興支援だ…と思う方は、ふるさとチョイスやさとふるを利用するのがおすすめですが、ふるさと納税では1円でもお得に返礼品をもらいたいと思うのであれば楽天ふるさと納税やふるなびがおすすめとなります。
- ふるさと納税は寄付だ:ふるさとチョイスやさとふる
- ふるさと納税は節約だ:楽天ふるさと納税やふるなび
楽天派かAmazon派か:
あと、お得にふるさと納税をしたい派は楽天ふるさと納税とふるなびのどっちを使うかで迷うかもしれませんが、ここは楽天派かAmazon派かで別れれば問題なし。
楽天を普段から使っていない人に無理に楽天ふるさと納税を使ってもらうのも違いますし、普段から楽天派なのにふるなびを使うのはちょっと損なところもあるので、楽天派とAmazon派で使うふるさと納税サイトを判断ください。
別に1サイトにまとめなくてOK:
もうひとつ。
みなさんが年収1,000万円以上稼ぐような高所得者である場合には、1つのふるさと納税サイトに絞らずに、2つ、3つのふるさと納税サイトを使うのもおすすめです。
実際、私もふるさと納税サイトは主に3つほど使い分けていて、楽天スーパーセールや楽天お買い物マラソンが実施されている時は楽天ふるさと納税、商品券や家電が欲しい場合にはふるなび、それらのサイトに掲載のない返礼品が欲しい場合にはふるさとチョイスを利用中。
- 楽天ポイント割増中の時:楽天ふるさと納税を利用
- 家電や商品券が欲しい時:ふるなびを利用
- 他にない返礼品が欲しい場合:ふるさとチョイスを利用
こんな具合に、それぞれの強みをうまく活かすことも良いアイデアなので、上手に使い分けをしてもらえればなと思います(残念ながらさとふるを使う機会はほとんどありません)。
楽天ふるさと納税だけ規制違反?:
2019年6月に、規制が厳格化されたふるさと納税。
それゆえ、ふるなびやふるさと本舗などのポータルサイトは、配布するAmazonギフト券の料率を下げるなどして対処してきた背景があるのですが、なぜか楽天ふるさと納税だけは未だに10~20%のポイントを配布している状況があるんですよね(返礼品の価値と合算すると還元率が40%、50%になってしまう)。
これってふるさと納税を管轄している総務省としてOKなのかな…とやや疑問に思えてしまいますが、私たち納税者側からするとお得であることには変わりなし。
そのため、別に楽天が嫌いではないよ…という方は、現状は楽天ふるさと納税の利用が一番お得そうです。
よくある質問とその答え:
ふるさと納税サイトの比較について、まだまだ疑問なことばかりな方のために、Q&A形式でよくある質問とその答えを作ってみました。
参考にどうぞ。
Q.一番おすすめのふるさと納税サイトはどれ?
『長々と説明なんてしなくてもいいから、一番おすすめのふるさと納税サイトを教えてよ』という方もいるかもしれませんが、どのサイトが一番お得かどうかはみなさん次第。
たとえば普段はAmazon派の方に「楽天ふるさと納税」をおすすめするのも違いますし、逆に楽天派の人に「ふるなび」をおすすめするのもまた違うので、最終的にはみなさん自身で利用サイトを選ぶしかありません。
無難なふるさと納税サイトを教えてよ:
それでも尚、おすすめのふるさと納税サイトを知りたいなら、やはりここはお得さと網羅性を兼ね備えた「ふるなび」を利用するのがおすすめ。
こちらであればお肉や魚、お米にお酒といった一般的な返礼品が一通り揃っていますし、それらに加え、掃除機やテレビなどの家電まで幅広く揃っているので、現時点だと迷ったらふるなびでOKだと思います。
Q.寄付可能額が少ない時はどこを使うべき?:
『私の場合はふるさと納税できる寄付可能額が1~2万円と少ないので、ふるさと納税で失敗したくないんだよね』という方は、レビュー&評価が充実しているさとふるを使うのがおすすめかも。
下記引用部分のようにダメな返礼品には辛辣なレビューが並んでいるので、返礼品の良し悪しを見極めやすいのがさとふるのメリットです(引用はこちら)。
今までは佐賀牛焼き肉のお礼品ばかりを申し込んでいて美味しい肉ばかりだったのでふるさと納税はハズレが無いと思っておりました。
今回もお礼品の写真を見て同じ大阪の市町村も良いかなと思い寄付をしましたが、品物を見てがっくり、食べてみて硬くてがっかりです。
是非、隅々までレビューを吟味して、ハズレのないお得で質の高い返礼品を見つけてもらえればなと思います(カニやエビなどの海産物や、高級肉などにはハズレが多く存在)。
※当サイト『ふるさと納税の読みもの』がおすすめする、1万円ポッキリでもらえる魅力的な返礼品については下記記事を参考にどうぞ。
Q.複数のサイトを使っても寄付額を合算できる?
ふるさとチョイスやふるなび、楽天ふるさと納税といったサイトを複数利用した場合、それぞれで納税した分のふるさと納税額は合算できるのかどうか…というと、これはまったく問題なし。
そもそもふるさと納税でいくら納税したかというのは、ワンストップ特例制度を使って自治体に届け出るか、確定申告をして寄付金控除を申告する形で減税されるので、どこのウェブサイトを利用して納税したかどうかは問題ではありません。
そのため、私のように楽天ポイントが貰える時は楽天ふるさと納税、家電等が欲しい時はふるなび…といった感じで、みなさんも上手に情報サイトを使い分けるのがおすすめです。
Q.年末ギリギリ過ぎて納税先を選べない時は?
たくさんのふるさと納税サイトがあるけれども、あと少しで今年が終わってしまうので、とりあえずドバッと納税できる先があると嬉しい…という場合には、ポイント制度を採用している自治体へ寄付するのがおすすめ。
詳しくは下記記事にまとめていますが、ポイント制の自治体へ寄付をすると返礼品ではなくポイントを貰うことができるので、どの返礼品をもらうかはポイント有効期限までに決めればOKです。
- 通常のふるさと納税:返礼品を選択した上で寄付
- ポイント制の自治体:とりあえずポイントに交換し、後日、返礼品と交換する
寄付先が選べないとか、しばらく海外に行く予定があって返礼品を受け取れない場合などに活用ください。
ふるさと納税サイトごとの競争も激化:
日本全国にある市区町村による寄付金獲得競争も熾烈ですが、最近ではふるさと納税サイト同士のキャンペーン合戦も激化。
サイトAが『うちを利用してくれれば寄付額の2%分のポイントをあげるよ!』がキャンペーンをはじめれば、それに対抗してサイトBが『いやいや、うちなら3%分のギフト券をプレゼントしちゃう!』とキャンペーンを開始する…なんてことも多いので、寄付前にはどのキャンペーンがお得かを見極めるようにしてください。
中でも年末ギリギリの12月になると、どこのふるさと納税サイトもなんらかのキャンペーンを実施するものですよ(ふるさとチョイスだけは頑なに実施しない傾向あり)。
さぁ、ふるさと納税サイトを使おう:
ここまで長々と、国内で人気のふるさと納税サイトとその比較をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
どのサイトが一番お得かというのはふるさと納税の目的によっても異なるものなので、是非、みなさん自身でどのふるさと納税サイトを使うか考えてみてください。
一度会員登録してしまえばその後はポンポンと返礼品の申し込みが出来るので便利ですよ。おすすめです。
以上、大手ふるさと納税サイトの特徴と、そのメリットを徹底比較2022!ふるさとチョイスやふるなび、楽天ふるさと納税はどれがおすすめ?…という話題でした。
参考リンク:
過去300以上の自治体にふるさと納税をしている私の、おすすめの返礼品については下記記事を参考にどうぞ。肉や野菜、ビールといったおすすめの品を紹介しています。